身近な食の安全から、「TPPの次」を考える
いわて食・農ネットは3月2日、講演会「TPP離脱後の食の未来 ~ 分析現場から見えてくるもの ~」を盛岡市内で開催しました。
講師には、農民連食品分析センター 所長の八田 純人さんを迎え、実験もまじえて学習。
「市販オニギリからアブラ」「遺伝子組み換え大豆は検査キットで10分でわかる」など、会場いっぱいにあつまった参加者の皆さんにとっては、なかなかの衝撃だったようです。
八田さんは、実験を通して新たな科学技術とどう向き合うかという問題を提起すると同時に、「みんなで声をあげて行政も企業モラルも変えてきた」という点を強調。
TPPは事実上の「崩壊」だけど、食の安全をめぐってアメリカからさらに無理難題を押し付けられるかもしれません。
これにみんなで立ち向かっていこう…と、結びました。
トランプ政権が発足したばかりとあって不透明な点が多いのですが、ひきつづき幅広い県民の皆さんといっしょに食と農・地域を守る取り組みを続けていこうという方針を確認しました。
詳細は追って、機関誌「いわて食・農ネット」でもお知らせします!
by iwanone
| 2017-03-07 13:20