「農村たたみ」に対抗する
3月3日に盛岡市内で開催した学習会「安倍『成長戦略』と日本の食と農」、全県から80名を超える参加がありました。
講師の中嶋信先生(徳島大学名誉教授)は、政府が進める「地方創生」は、「農村たたみ」であると指摘。
一連の「農業改革」とあわせて詳しく紹介したのは国交省「国土のグランドデザイン2050」の問題です。
ここで示されている「高次地方都市連合」(全国80カ所に予定)や「小さな拠点」の発想は、「公」としての責任を果さず、地域を衰退するがままに延命をはかるものだという点を批判しました。
集落の担い手として若手を雇用する新潟県上越市の取組等を紹介し、「農村たたみ」に対抗するカギは地域にあることを強調。
「農山村は守る価値があるし、守り得る」。
対抗する理念と実践が未来を拓く、と実感した学習会でした。
講師の中嶋信先生(徳島大学名誉教授)は、政府が進める「地方創生」は、「農村たたみ」であると指摘。
一連の「農業改革」とあわせて詳しく紹介したのは国交省「国土のグランドデザイン2050」の問題です。
ここで示されている「高次地方都市連合」(全国80カ所に予定)や「小さな拠点」の発想は、「公」としての責任を果さず、地域を衰退するがままに延命をはかるものだという点を批判しました。
集落の担い手として若手を雇用する新潟県上越市の取組等を紹介し、「農村たたみ」に対抗するカギは地域にあることを強調。
「農山村は守る価値があるし、守り得る」。
対抗する理念と実践が未来を拓く、と実感した学習会でした。
by iwanone
| 2015-03-04 17:48